Q&A

よくあるご質問
Q & A

■ 次亜塩素酸に関して

除菌するのには、どのくらいの濃度と待ち時間がいいですか?

5~10倍に希釈したものをスプレーし、数秒~1分後に拭き取る(洗い流す)ことで、大抵の菌を除菌することができます。

※独立行政法人製品評価技術基盤機構(NITE)によると新型コロナウイルスに対しては次亜塩素酸水の濃度は80ppm(6倍希釈)が理想と公表されております。

濡れているものにスプレーしても効果はありますか?

水などで濡れている場所に直接スプレーすると、濃度が薄くなり効果が発揮できない場合がございます。表面の水分を一度拭き取った後スプレーするとより効果的です。 また、汚れがひどい場所も汚れを取ってからスプレーしてください。

 

品質保持期限について教えてください。

次亜塩素酸(HCLO)は冷暗所[冷蔵庫]に密栓して保管される場合の品質保持期限は、未開封の場合で約3ヶ月間は500ppm強、pH5.8~pH6.0の微酸性の品質を維持します。その為、購入後は製品の効果を考慮し3ヶ月以内に使って頂く事をおすすめします。長時間経過すると有効塩素濃度は低下致しますが、希釈率を変更すれば有効にご活用頂けます。※冷暗所に保存した場合の半年後の有効塩素濃度の目安は約440ppm、1年後は380ppmほどです。

噴霧器で使用すると、ガスコンロの火がオレンジ色に変色します。

①次亜塩素酸噴霧に含まれるナトリウム分の炎色反応②火気近辺での加湿による不完全燃焼③加湿による燃焼温度の低下 これらのいずれかが発生しているためだと考えられます。 通常の家庭での煮炊きにガスコンロをお使いになっている程度であれば、特に人体に影響はございませんので、安心してお使いください。          

次亜塩素酸の自然分解と安全性について教えてください。

次亜塩素酸が自然分解するときの化学式(反応式)は2HClO(次亜塩素酸) → 2HCl(塩化水素) + O²(酸素)となります。 HClは塩化水素という物質ですが水中では塩酸水溶液となり水素イオン(H+)と塩化物イオン(Cl-)として存在します。菌に対する作用は塩化水素(HCl)より、次亜塩素酸(HClO)の方が高いため、時間が経過すると抗菌作用は低下します。また、生成する塩化水素の量が少ないこととpHが6程度と中性に近いため、人体に対する影響はきわめて小さいと考えております。

有機物に触れると水に戻る仕組みを化学式を交えて知りたいです。

これは酸化還元反応という電子のやりとりが関係してきます。HCIO + H+ + 2e− → H2O + CI− この式は次亜塩素酸(HClO)が働きを終えて水と安全な塩化物イオン(Cl-)に変わることを表しています。つまり、次亜塩素酸が持つ活性酸素(e-)が有機物の共有結合を変化させる反応です。人の持つ免疫作用と同様に菌の細胞膜に対して働きます。

※塩化物イオン(Cl-)は食塩を水に溶かしてできるものと同じです。

■ 超音波噴霧器に関して

水漏れします。

蓋をあけて給水する場合に、ミスト吹出口に水が入ると水漏れしてしまいます。その場合、タンクの底(本体)に溜まった水を捨ててください。

電源が入りません。

LEDが点灯するか確認してください。電気系統が濡れた可能性があるので、すべての水を一度捨てて1日乾燥させると直る場合があります。

ミストが出ません。

電源が入っており、適量(ミスト吹出口以上に給水するとNG)でもミストが出ない場合、電気系統が濡れた可能性があるので、すべての水を一度捨てて1日乾燥させると直ることがあります。

※塩素アレルギーのある方はご利用しないでください。